【3分で読む】ヨガスートラ 第1章2節

「YOGAとは心の作用を制御することです」

心の動きを収め、自分の内側をケアしていこう.
そのようなことを伝えてくれています.

苦悩の原因となる揺れ動く心をコントロールすることで
心の静けさにとどまることができ、
穏やかな状態を保つことが可能になる.

心の静けさにとどまることができると
何ものにも縛られることはない
自由で穏やかな本来の自分に帰ることができる.

┈┈┈┈*┈┈┈┈

生きている限り様々な思考が頭を巡り
揺れ動く心というものは存在するものだけど、
私たちが様々な苦悩を経験するのは
揺れ動く心があるからということ.

そしてその苦悩から解き放たれ自由になるためには
心の作用をしっかり理解しコントロールする術を得ること.

では、心をコントロールする術とは?

大切なのは、心の作用を制御するとは
思考を完全に止めることではない.

なぜなら、心をコントロールするために
思考を完全に止めてしまうと
揺れ動く心をコントロールする術をも
理解することができなくなる.

むやみに心の作用や思考を止めることとは
自分を否定することでもあり、
ひらめきや可能性ですら潰してしまいかねない.

それは苦悩から解き放たれ自由を得るための
YOGAの教えとは反してしまう部分もある.

では、どういうことなのか?

自分の心を見つめ大切に扱うことで
心の動きには波があることをきちんと理解でき、
意図してその波を鎮めることができるということ.
そして一時的ではなく、波を感じながら
その都度意図的に鎮めていくということ.

心は意図しなければ動き続けるものだけど、
その心の動きに身を任せ続けると
様々な思考にエネルギーが奪われてしまう.
それが苦悩ですね.

心を鎮めていくには練習が必要であり、
その練習、実践こそがYOGA.

今という実体のあるこの瞬間に
しっかりと意識を向けるという練習を
繰り返すことで自分で自分の心を
しっかりとコントロールできるようになり、
自分を見失いかねない揺れ動く心を
しっかりと自分自身で収めることが
できるようになるということ.

心は動くものだとしっかりと理解した上で
心の動きを収め、コントロールする術を知ることで
心の動きに翻弄されることなく
苦悩から解き放たれるということ.

今この瞬間の自分の心を見つめて動きをよく理解し、
自分自身で自分の心を大切に扱おうということ.
心を気づかってあげようということ.
そうすることで自分の心は自分でケアできる.
何ものにも縛られることのない自分になれる.

上手に自分の心を扱うことができれば
心を静かに収めることができ、
さらに本来の自分、本質を知ることができる.
そしてまた次の学びが深まってく.

┈┈┈┈*┈┈┈┈

ヨーガスートラ第1章2節は
あとに続く章と合わせて学ぶことで
より理解が深まると感じます.
やはりYOGAの教えは繋がっているもの♪

※個人的解釈です
これからも学びを深め
アップデートしてまいりたいと思います♪

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